先日、ネットサーフィンの際に興味深い記事を見つけたので、ここで紹介しておきたいと思います。

Photo by DanBrady
GIZMODO
米国には博士号を持っている清掃作業員が5,000人いる
この記事によると、米労働省労働統計局が行った調査の結果、清掃作業員として働いている人の5パーセント(10万7千人)が大卒以上で、その中には5千人もの博士号取得者もしくは同程度の職能者(Doctoral or professional degrees)が含まれていることがわかったそうです。(ちなみにここで言う、Doctoral or professional degreesとは、一般に博士号取得者や医師、歯科医師、弁護士などを指します)
また、この記事の元ネタによると、ウェイター/ウェイトレスとして働いているDoctoral or professional degreeは8千人にのぼるそうです。
"Doctoral or professional degrees"という括りの中で、doctoralとprofessional degreesの割合は示されていませんが、後者の職業的安定性を考えれば、多くがdoctoralと考えられます。
とすると、やはりポスドクまでいったものの、その後の研究者としてのキャリアが続かずにドロップアウトしてしまった人々が大半を占めるのではないでしょうか。
なお、アメリカにおける各職業の最終学歴に関する統計がありますので、参考として紹介しておきたいと思います。
http://www.bls.gov/emp/ep_dataset_edtrain.pdf
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また、この記事の元ネタによると、ウェイター/ウェイトレスとして働いているDoctoral or professional degreeは8千人にのぼるそうです。
"Doctoral or professional degrees"という括りの中で、doctoralとprofessional degreesの割合は示されていませんが、後者の職業的安定性を考えれば、多くがdoctoralと考えられます。
とすると、やはりポスドクまでいったものの、その後の研究者としてのキャリアが続かずにドロップアウトしてしまった人々が大半を占めるのではないでしょうか。
なお、アメリカにおける各職業の最終学歴に関する統計がありますので、参考として紹介しておきたいと思います。
http://www.bls.gov/emp/ep_dataset_edtrain.pdf
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